2022年1月23日日曜日

サステナブルな困りごと・・・


 お世話になります。中野製作所スタッフです。


まずは結論から


ゴムローラーを研磨したときに出るゴムの粉!

これを有効利用する使い道、製品のアイディアがございましたら

是非弊社HP問い合わせフォームよりご連絡ください!





ゴムは架橋することにより高い物性を発揮する材料です。

しかし高い物性だからこそ困りごとも・・・



それは・・・



一度架橋すると架橋前の状態に戻せないんです!!!





架橋は分子同士の鎖を強固に結びつける現象で

その結びつきは大変しっかりとくっつきます。


いわゆるプラスチックは製品状態でも粉砕し

もう一度熱をかけると溶けて再成形できますが

残念ながらゴムはそれができないんです。


そのため

製造時に発生するゴム片、

例えばゴムローラーを研磨する際の削り粉は

産業廃棄物となってしまいます。



これらは製造時に必ず出てしまうもので

SDGsに取り組んでいくゴム屋として

どうにかしたい課題となります。



◇ゴム粉の特徴

1 自然には分解されず残る

2 既にゴムを細かな粉状に粉砕されている

3 ゴムの柔らかさ+粉状になり更に柔らかい手触り

4 粉になった分、軽量

5 ゴム特有の香りがする

5 様々なゴム種が混ざっている

色、香り、手触りがゴム毎に変わり不均一です。



既に粉状になっているため

粉状に加工する手間が省けるという点が

何かにアイディアに繋がるはずと期待してますが

まだアイディア浮かびません・・・



ゴムローラーを研磨した際に発生するゴム粉!

有効利用する使い道、製品のアイディアがございましたら

是非弊社HP問い合わせフォームよりご連絡ください!