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2024年4月3日水曜日

日常業務に向けたの改善メモ#1

 中野製作所スタッフです。


今回は「日常業務に向けた改善メモ」と題し、

私が普段業務を進める中で感じたビジネスを円滑にすすめるための

改善メモを記載したいと思います。


私自身ここに記すことで改善した心構えを忘れずに、

当たり前にできるよう努めていきたいと思います。


「報告」は要点を簡潔に伝える

業務中に話をするということは、お客様や上司・同僚に時間を割いていただいているということ。
特に誰かに何かを報告する際は出来るだけわかりやすく要点を手短に伝えるようしなければと思っています。
今回は要点を簡潔に「報告」することに着眼点を持って書いていきたいと思います。

「報告」5つの改善ポイント

  1. 事前に報告する時間が欲しいと伝える
  2. 話す内容の構成を考える
  3. 話す項目が何個あるのか伝える
  4. 想定質問に回答できるようにする
  5. エビデンス資料を揃える

この5つの改善ポイントについて説明します。


1.事前に報告する時間が欲しいと伝える

こちらが報告したい相手は業務の忙しい中、手を止めていただかなければいけません。
そうした中で話をする時間を頂戴するには事前に報告したい旨、ならびに報告に必要な時間がどの程度か伝えることが必要だと思います。

突発的に声をかけて話を進めることと比べて余裕も生まれ話を気持ちよく聞いていただけるのではないかと思います。


2.話す内容の構成を考える

「結論から話をするべき」とよく聞きますが、結論から話すのがなかなか難しい。。。
意識しないと説明ばかりになってしまい話がどんどん間延びしてしまったり、話が脱線してしまったりしてしまうと自己分析しています。

「結論・端的に・数字を交え具体的に」を意識し話すことで、相手に分かりやすく伝えられるのではないかと思います。


3.話す項目が何個あるのか伝える

相手にどの程度時間を割いていただけるか、話の優先順位を判断いただくためにも、まずは話す項目が何個あるか伝えることは大切だと思います。

また、話す項目が何個と伝えることも話の構成における結論の一つであり、どの結論よりも初めに伝えることが重要です。
これを考えることで効果的なコミュニケーションへと繋げられると思います。


4. 想定質問に回答できるようにする

その場で考えて回答できるものは良いですが、考えがまとまらない場合や自分だけでは回答できない質問が来ることは往々にして起こりえます。

ある程度の質問に対しては回答ができるよう、想定しておくことも大事だと考えます。
まだまだ想定が甘く回答に詰まることが多々あり、話す相手の時間を無駄に増やしてしまっていると自覚しています。
全ての質問に満点の回答は難しいですが、出てきた質問には答えられるよう何通りもの回答を準備できたらと思います。


5. エビデンス資料を揃える

報告をする側は準備が出来ますが、報告を聞く側は準備が出来ていない状態である場合がほとんどです。
聞いた内容が本当かどうか正しく判断していただくためには、エビデンスを見る必要があり、聞いている最中にエビデンスを用意するのは双方にとって余計に時間がかかってしまいます。
お願いしている立場なのですから、こちらが事前にエビデンスを揃え、聞く側がすぐに判断できる状況を準備し臨むべきだと思います。

「報告」は何より事前準備が大事

今回書いた5つのポイントは私が実業務の中で
指摘されたこと、失敗したこと、反省したことからまとめた内容です。

改めて具体的に整理することで、
要点を簡潔に伝えるためには下準備が一番大事だと再認識しました。

もしかしたら、
伝える側の私自身が一番内容を理解していなかったのかもしれません。。。

自分がしっかり内容を理解するためにも
下準備が必要なのだと思います。
準備は時間がかかりますが、
聞く側の拘束時間が短くなる、伝えたいことも円滑に伝わる、
お互いに気持ち良い業務を進められる、
こうした利点のため5つのポイントを意識して業務を進めていきたいと思います。


2024年2月15日木曜日

町工場見本市で展示します!

中野製作所スタッフです。


弊社がある葛飾区では、

東京理科大学とものづくり企業による産学公連携により

『トレーニングマシーン』の開発を進めていました。

中野製作所も参加しておりました。

ついに完成しました!!


ものづくり企業4社がそれぞれの得意分野を担当し

大学の教授が開発したトレーニング装置を形にしました。

2月15日、16日東京国際フォーラムにて開催されている

町工場見本市にて展示しております。



皆様ぜひ会場で実際に見て触れていただければと思います。

会場でお待ちしております。


2024年2月5日月曜日

大雪です⛄

 こんにちは 中野製作所スタッフです。


都心でも雪が降りました!

中野製作所がある葛飾区でも午後から大雪でした。

幸い、社員一同無事帰宅の途につきました。

皆さんは大丈夫でしたでしょうか?


一夜明けて中野製作所の周辺はと言うと。。。


車道はシャーベット状になっています💦


道路の脇にはまだまだ雪がたくさん残っています。


会社の回りの雪かきをしました。

小学校の通学路になっているので歩道の雪かきは必須です。

まだまだ足元が悪いので外出の際は

皆さん注意してくださいね。




2024年1月11日木曜日

大掃除しました!

明けましておめでとうございます。 

中野製作所スタッフです。


中野製作所では年末最終日、大掃除を行いました。

今使用している機械はなかなかの年代物ばかりです。
今でも現役で活躍している中製にはなくてはならないものばかりです。
毎日の点検、使用後の清掃はもちろんですが、
一年の終わりに感謝の気持ちを込めて丁寧に掃除します。


機械一台づつ清掃します。


移動できるものは移動し隅々まで

 
機械の裏側も潜り込んで掃除します。


新年はピカピカに磨いた機械で新たな気持ちで作業します。

どんなに丁寧に扱っていても、日々の点検を行っていても
やはり年代物の機械であることには変わりなく、
故障が起こることも多々ありまして・・・

毎日行う始業前点検での動作確認等が必須です。
ベテランの作業者の方々は、
『毎日ご機嫌を伺いうまく付き合っているんだ』
と笑いながら話してくれました。

そんな中野製作所ですが、本年もよろしくお願いいたします。









2023年11月1日水曜日

『新技術創出交流会2023』に出展いたしました!

 中野製作所スタッフです。

 
東京都中小企業振興公社様が主催された
ものづくり都内中小企業の展示会「新技術創出交流会2023」に
今年も出展いたしました。

会場は昨年と同様に八王子の
多摩産業交流センター 東京たま未来メッセ
にて開催されました。




弊社のブースでは異素材接着技術をコンセプトに
『Radicalock』『AKI-lock』『DLAMP』を展示させていただきました。
ご来場いただいたお客様には、サンプルを手にしていただき
ご好評をいただきました。



弊社ブースへお立ち寄りくださった皆様
ご来場いただき誠にありがとうございました。
盛況の内に閉会することができました。

『Radicalock』『AKI-lock』『DLAMP』の魅力をお伝え出来たでしょうか?
異素材接着技術に興味を持っていただけたら幸いです。

展示内容について詳しく知りたい方や
その他既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、
お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームまで宜しくお願い致します。

2023年10月5日木曜日

避難訓練実施しました!

 中野製作所 スタッフです。

9月1日は『防災の日』です。

みなさんは避難訓練されましたか?


中野製作所では9月6日に避難訓練実施しました!

今年は社内の避難経路・消火器位置と使用方法の

確認を行いました。


まずは経路の確認です。

工場の中心から現場の皆さんを誘導します。


途中、通路の確認も怠りません!




出入口まで安全を確認しながら進みます。


経路の次は消火器の確認です。


今年の初めに消火器を新しく交換しました。

使用期限も、使い方もみんなで確認しました!


工場内はいろいろな工具や機械があります。

災害時にはそれらが倒れたり、散らばったり.....

スムーズに避難が出来なくなる可能性があります。

日頃から整理整頓を心がけ、

『もしも....』に備えて置く事が大事ですね。




2023年8月30日水曜日

新規導入いたしました❕❕

こんにちは

毎日『暑い💦』しか言葉が出てこない........

中野製作所 スタッフです。


弊社では新しい機器を導入いたしました❗❗

今回は導入した機械を紹介します。

まずは『レーザーマーカー』です。 

対象物にレーザー光を照射し表面を酸化、剥離、発色などにより

状態を変化させ印字やマーキングする器械です。

金属、樹脂の表面に印字

金属の表面処理

フィルムの切り抜き、ハーフカット

樹脂の溶着

などなど

使用用途は多岐に亘ります。

例えばこんな感じにサクッと印字できちゃいます❗


メリットとしては

              ・小ロット、多品種に対応可能

              ・非接触加工

              ・細かい複雑加工が可能 

などが挙げられます。


そして『画像寸法測定器』です。

弊社では製品の寸法測定に

ノギス、投影機、シクネスゲージ、測長器を使用しています。

どうしても測定者によって測定値にバラツキがでたり、

測定自体が難しい箇所もでてきます。

この画像寸法測定器を使用すれば

              ・高精度な測定

              ・だれでもバラツキなく測定

              ・素早い測定で生産性向上

などのメリットがあります❗


弊社では新しい技術で幅広い製造・加工要求に

お答えできるよう常に成長し続けます。

そしてお客様のご要望に柔軟に対応

そしてご提案をいたします。

もしご興味がございましたらまずはお気軽にお問合せ下さい


下記URL内のお問合せフォームにて

ご連絡いただけると幸いです。

https://z103.secure.ne.jp/~z103041/contact/index.html




2023年8月7日月曜日

内部監査実施しました❕❕

 中野製作所 スタッフです。

毎日うだるような暑さが続いていますね💦


そんな中、中野製作所では内部監査を実施しました。

弊社では、ISO9001、ISO14001に基づき

毎年7月に内部監査を実施しています。

今年は製品1点を抜き取り、その製造工程に沿って監査を実施しました。

『受注 ⇒ 成形 ⇒ 加工 ⇒ 検査』

という風に上流から下流へと進めます。

各工程できちんと手順に基づいているか

社内ルールに沿って行われているか

などなど、工程ごとに実際の製造現場を監査します。



その場で製品を確認しながら手順通りに作業を行っているか、

記録類は取っているかを確認していきます。



少しでも違う点や、疑問点があればその場で指摘をします。

弊社は知識も経験も豊富な作業者の方々ばかりです。

だからこそ、手順やルールが疎かになってりまうことがあります。

内部監査は、作業者の方々に手順、社内ルールの再確認を

していただくのに有効な手段だと思っています。

良い面、悪い面、活動内容も記載することで作業効率や

品質向上に繋げていけたらと........

さらなる発展へ繋げられるのではないかと考えています。


そんな中野製作所のISO情報は次のURLをご覧ください。http://www.nakasei.co.jp/profile/iso14001.shtml


また、ご興味ご関心がございましたら

お気軽に以下URL内のお問合せフォームにて

ご連絡いただけると幸いです。

https://z103.secure.ne.jp/~z103041/contact/index.html




2023年4月27日木曜日

ゴムの種類と特徴 ~その2~

 こんにちは

最近の気温の変化になかなか体がついていかない。。。

中野製作所スタッフです。


今回はゴムの紹介第二弾 ウレタンをご紹介します。


UR(ウレタンゴム) 硬度30°HS~90°HS


主要なゴム材料の中で、耐摩耗性、引張強度、引裂き

強度の全てにおいて最も優れています。 

 でも耐熱性が・・・ 

と思われたりしましたか❔ ❕

中野製作所では耐熱性を向上したブレンドも提供しています❗❗


より詳しい情報は弊社ホームページをご覧ください。

既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、

ゴム製品に関してのお問い合わせはこちらから宜しくお願い致します。




2023年3月30日木曜日

ゴムの種類と特徴 ~その1~

 

こんにちは

中野製作所スタッフです。


皆さんはゴムといえば何を思い浮かべますか?

身近なもので言うと・・・

パッキン、ゴム栓、手袋等、数え上げたらキリがない💦

一言で『 ゴム 』といっても

摩耗しづらい、グリップ力がいい、摩擦力が高い、とか

ゴム種では、EPDM、シリコン、NBRなどなど・・・

ゴムの種類や特性について何回かに分けてご紹介していこうと思います。

第一回目はEPDMについてです。


EPDM(エチレンプロピレンゴム) 硬度30°~80°

                   ※中野製作所BTOシリーズより

ポリエチレンとポリプロピレンの共重体であるEPDMは

耐候性や耐熱性に優れた材料です。

摩擦係数が高く、ゴムローラーにした際は優れた搬送力を持ち

比重が最も軽い点も魅力の一つです。  

                  

中野製作所では工業用製品を主軸に様々なゴム製品を製造しています。

お客様の製品、環境を考慮して

ゴムの種類や配合をご提案させて頂いております。


より詳しい情報は弊社ホームページをご覧ください。

既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、

ゴム製品に関してのお問い合わせはこちらから宜しくお願い致します。





2023年1月17日火曜日

【中野製作所クイズ ~解答編~】

  お世話になっております。
中野製作所スタッフです。

前回行ったクイズ企画の正解発表を行います。
クイズは二問出題していました。
最後までお付き合いいただいた方は
もれなく中野製作所の一員に!!



それではまず第一問のおさらいから
弊社取り扱い技術のひとつセラミックラバーローラー、
その特徴はどれでしょう?

あ)摩擦係数が長期安定する。

い)摩耗量を低減することができる。

う)セラミック粒子がゴムからこぼれにくい。


どれも魅力的な選択肢ですよね・・・うーん😌



それでは第一問正解の発表です。
正解は あ)、い)、う)の全てです。
これらは弊社のセラミックラバーローラーの特徴となります。


解説

あ)摩擦係数が長期安定する。

セラミック粒子にはゴムローラーの摩擦係数を
維持する効果があります。
弊社の事例では一般的なローラーが10万枚程度で
ミスフィードを発生するような環境でも
セラミックローラーは30万枚を超えても
安定したフィード力を確保していました。
この効果によりセラミックラバーローラーを
採用した機器ではローラーのトラブルが減少し
メンテナンスの手間を軽減することにつながりました。

い)摩耗量を低減することができる。

高精度な搬送が必要とされるユニットや
重送防止ローラー(分離ローラー)などは
ローラーの摩耗によってトラブルが
生じることが多いと言われています。
この問題に対してもセラミック粒子を混ぜることで
摩耗量が少なくなるため性能の安定化や
ライフの延長に貢献します。
ライフが長くなれば当然交換も少なくなるので
セラミックラバーローラーは
エコなローラーと言うこともできます。

また「摩耗しにくくなるという特性を上手く活かすと
今までよりも硬度を落したローラーを使用できる。」
という考え方もあります。

う)セラミック粒子がゴムからこぼれにくい。

弊社が独自に開発した技術、
ゴム成形過程で混合したセラミック粒子と
ゴムが接着状態になるバインディング技術
を用いるとセラミック粒子をゴムにしっかりと
固着させることが出来ます。
実は単にゴムにセラミック粒子を混ぜるだけでは
セラミック粒子がポロポロとこぼれおちてしまい
せっかくの効果が得られません。
ゴムからこぼれなくするには
弊社のバインディング技術がポイントとなります。




つづいて第二問のおさらいです。
次のうちラジカロック技術採用実績があるのはどれでしょう?

あ)スポーツ用品

い)飲食品関連製品

う)医療介護用品


中野製作所はローラーが多いイメージですが
もしかしたらそれ以外も・・・




それでは第二問正解の発表です。
第二問の正解は あ)のスポーツ用品でした。
ランニングシューズの靴底の製造に採用されています。

あ)スポーツ用品
ラジカロックは大手シューズメーカーのランニングシューズの
上位モデルのアウトソール(接地面)として採用されており
その効果の高さから、世界トップレベルのマラソンランナーを始め
多くのアスリートに愛用される製品となりました。

ラジカロックのメリット1 : 軽量化
 ラジカロックにより薄い樹脂フィルムの上に小さなゴム製スタッドを
直に配置できるため軽量化を実現!

ラジカロックのメリット2 : グリップ力と耐摩耗性の向上
 従来のウレタン等のアウトソールに比べてゴムの優れたグリップ力や
耐摩耗性を生かした製品を開発することができるようになりました。

■ スポーツ用品以外の用途にもラジカロックをお勧めします ■ 

い)飲食品関連製品

ラジカロックのメリット3 : 接着剤を使わない人と環境に優しい技術

 ラジカロックは接着剤を使わずに
ゴムとプラスチックの複合材料を製造することができる
人と環境に優しい優れた技術です。
 各種パッキンや輸液ホースのジョイントなどに使用すれば
食品原料が接着剤の成分にさらされる機会を減らすことができます。

ラジカロックのメリット4 : 部品の分解洗浄の手間を軽減
 接着剤を使えない場所では複数部品をネジ等で固定することが多いですが
隙間に汚れがたまりやすく頻回の洗浄が必要になっていました。
ラジカロックなら隙間の無い複合部品を作ることができるので
分解洗浄の手間を軽減することができるようになります。

う)医療介護用品

ラジカロックのメリット5 : 接着剤を使わない人と環境に優しい技術

パッドの固定、グリップの耐久性の向上、可動部のパッキンの長寿命化など
ゴムの優れた物性とラジカロックの結合力を活かして
様々な改良を実現することが可能になると考えられています。

ラジカロックのメリット6 : シリコーンゴムの活用
 医療・介護関連の製品ではシリコーンゴムが多様されますが
シリコーンゴムは接着剤による接着が難しい材料として有名です。
 ラジカロックの技術を活用すればシリコーンゴムでも強固に結合でき
接着剤の有害成分の心配も解消できるため
医療用・介護用各種製品の部品開発への適用が期待されています。


以上、クイズの正解発表でした。
最後までお付き合いいただいた方
ありがとうございました。
今この瞬間から中野製作所の一員です。
おめでとうございます!


今後もクイズ企画を考えていきたいと思っております。
その際はまた最後まで是非ぜひお付き合いくださいませ。



2022年12月15日木曜日

【中野製作所クイズ ~問題編~】

 お世話になっております。
中野製作所スタッフです。

今回はクイズ企画を行います。
クイズはたったの二問、ぜひぜひご参加ください。
クイズに全問お付き合いいただいた方は
中野製作所の一員といっても過言ではないです!!



それでは・・・第一問🎓


弊社取り扱い技術のひとつセラミックラバーローラー、

その特徴はどれでしょう?


あ)摩擦係数が長期安定する。

い)摩耗量を低減することができる。

う)セラミック粒子がゴムからこぼれにくい。


どれも魅力的な選択肢ですよね・・・うーん😌



早いもので最終問題!第二問🎓


次のうちラジカロック技術採用実績があるのはどれでしょう?

あ)スポーツ用品

い)飲食品関連製品

う)医療介護用品


中野製作所はローラーが多いイメージですが
もしかしたらそれ以外も・・・



以上、クイズ終了です!!
お疲れさまでした。
皆さま問題は簡単でしたか?
気になる答えは・・・






次回の記事で発表させてくださいっ!
それではまた次回、宜しくお願いします💨



2022年9月6日火曜日

避難訓練行いました!

 お世話になっております。

中野製作所スタッフです。


9月1日といえば防災の日。

当日は避難訓練を行いました。


まだまだコロナ禍ということで

災害時に避難誘導を行うマネージャーと

実行委員による少人数での実施となりました。


弊社の避難所は近隣にある細田小学校。


細田小学校は洪水緊急避難建物でもあります。


訓練では徒歩で避難所までのルートを実際に確認しました。

避難経路は高い外壁もなく見通しが良いため

安全に避難できることを確認しました。


また、災害時に起こりうる「もしも」を

話しながら避難しました。

「ヘルメット等保護具で身を守ると安全性が向上」のポーズ

「避難中は高所からの落下物に注意」のポーズ

いつ何時災害が起こると限らないということを意識して

日頃の備えを万全にしたいと思います。



実はこの記事を書く直前に

消火器の期限を点検したところ

2022年度末までのものが多数!!

早速交換することにしました。

皆様も日頃の管理を忘れずにお気を付けください。



以上、宜しくお願い致します。

2022年8月28日日曜日

製造機械の高齢化に向き合う方法

 お世話になっております。

中野製作所スタッフです。


弊社の製造現場にある機械(プレス機や研磨機等)は
昭和60年代や更に前に作られた機械もあり、
2022年現在、現役で稼働しております。




ゴム成形では手動でプレスの仕方を変化させることで
ゴム材料に合わせたゴムの流動やエアーの抜き具合を
調整することができます。
同じ材料でもその時々で異なるゴムに合わせるには
常に同じプログラムで動く機械より
手動で合わせる方が良い場合もあります。



こうした機械を大切に使い続けることもSDGsの一つかも知れません。

ただし古い機械のため当然故障が起こる頻度が多く、
毎日の動作チェック、油圧の確認・・・
日頃のメンテナンスの重要性が極めて高いことを体感する日々です。

また、通常稼働中の違和感、ちょっとした変化にも
注意を向ける必要があります。
熟練度が高いほど、
この違いを敏感に捉えるスキルが高いように思います。

新しい設備を導入するだけでなく
今ある設備を最大限大切に使う、
良し悪しを理解した上で
上手に付き合っていきたいと思います。


以上、宜しくお願い致します。


2022年7月24日日曜日

猛暑との闘い!初夏の陣

 お世話になっております。
中野製作所スタッフです。

ここ数日の気温は30℃を超えるのが当たり前になってきました。
弊社の現場もこの暑さに参っています・・・

ゴムの成形現場は170℃前後の金型を前に作業を続けます。




やはり室温も上がり
暑い日は室温40℃を超える日も珍しくありません。


暑さになれた現場の職人も
今年の夏はこれからもっと暑くなってしまうのか
不安を吐露してます。

そんなアッツイ現場のオアシスは”麦茶”です。




暑い日はこまめな水分補給を忘れずに!
体調には十分気を付けていきたいですね。

2022年6月29日水曜日

初級ゴム技術研修受講記録まとめ


お世話になっております。中野製作所スタッフです。
2022年5月9日から6月29日にて
外部機関主催の初級ゴム技術研修会を
受講させて頂きました。
コラム内に掲載した受講記録#1~8を以下にまとめます。









以上となります。

2ヶ月間の講義はどの講義も
ゴム技術者として貴重で重要な知識であり
体験と合わせて修得することができた研修でした。

ゴム技術者のスタートラインにやっと立てたと捉え
今後も幅広い知識・経験を得ていくよう精進いたします。

以上、宜しくお願い致します。

 

初級ゴム技術研修会 受講記録#8

    

お世話になっております。中野製作所スタッフです。
5月9日から6月29日より外部機関主催の初級ゴム技術研修会を
受講させて頂いております。
本コラムにて受講記録を掲載させていただきます。
#8では第二十二回目~第二十三回目の講義内容について記述いたします。


第二十二回目 6月27日受講科目:化学分析実習3回目

FT-IR(顕微鏡フーリエ変換赤外線分光光度計)、
DSC(示差走査熱量計)、
SEM-EDX(走査型電子顕微鏡-エネルギー分散型X線分光装置)、
EPMA(電子線マイクロアナライザー)
を用いた機器分析について
実際の分析作業を解説いただきながら作業を見学いたしました。

これらを用いることでゴム表面に現れた物質の特定、
加硫不足の有無、
オゾンクラックの状況などを調べることができます。

試験に必要な試料は薬さじ一杯にも満たない量で測定されてました。
機械の精度が高いことはさることながら
不要分を除去し、より微細量での測定により
ピンポイントな分析を可能にしているのだと思いました。

第二十三回目 6月29日受講科目:修了式

2ヶ月にわたる講義を終え
無事修了証ならびに皆勤賞を頂戴いたしました。

最終日にはこれまで共に受講してきた仲間や
講義いただいた先生方と2ヶ月間の思い出とともに交流を深めました。
修了証を受け取ることで今後のゴム業界に挑んでいく技術者としての
スタートラインにやっと立てたという想いがわいてきました。

受講期間中は業務を調整いただいたり
会場へ向かう前には暖かく送り出していただいたりと
社内の先輩方にご協力いただきました。

また、講義いただいた先生方、
共に受講した仲間にも支えて頂いたことで
最期までやり遂げることができました。

2ヶ月間本当にありがとうございました。


シリーズで続けてまいりました受講記録も#8で終了となります。
今後はまたゴム技術者としてコラム記事を更新いたします。
本コラムを引き続きご覧いただけると幸いです。


宜しくお願い致します。

2022年6月27日月曜日

初級ゴム技術研修会 受講記録#7

   

お世話になっております。中野製作所スタッフです。
5月9日から6月29日より外部機関主催の初級ゴム技術研修会を
受講させて頂いております。
本コラムにて受講記録を掲載させていただきます。
#7では第十九回目~第二十一回目までの講義内容について記述いたします。



第十九回目 6月20日受講科目:加工試験実習3回目

前回行った密閉式混練機とオープンロールでの練りで
製品のどこに違いが出るのか確認を行いました。
また、番外編として樹脂製品の射出成型の方法を見学しました。

ムーニー粘度という原料ゴムの加工性を評価する指標では
ロールで練った方が2ポイント低い数値となりました。
一般にロールの方がせんだん力がかかるため
ムーニー粘度が下がる傾向にあるそうです。
ただ今回はロールは私が指導を受けながら練ったので、
より長い時間練ってしまったためなのかと思っています。

またカーボンブラックの分散性を比較すると
密閉式混練機とオープンロールでの差は小さかったです。
こちらも一般にはオープンロールの方が分散性が高いそうです。
初心者には難しいということが数値でも現れた気がします。


第二十回目 6月22日受講科目:化学分析実習1回目

未知のゴムがあった時、これを定性する方法を実習しました。

ゴムは種類に応じて酸にいれたり燃やしたりした際に特徴が見られます。
例えばNRは熱硝酸に分解しますがフッ素ゴムは分解しません。
また燃焼するとNRは自燃性が見られ特有の臭いがありますが
フッ素ゴムにはそれが見られません。

こういった特性を一つ一つフローチャートのように確認していくと
例え未知のゴムだとしても特定が可能なのだそうです。


第二十一回目 6月24日受講科目:化学分析実習2回目

化学分析の2回目は未知のゴムに使用されている薬剤を
調べる方法について実習しました。

ゴムに使用されている薬剤を調査するには
溶剤の抽出、抽出後残分、
ゴム、カーボン、灰分
と段階に分けて分解し、分解したそれぞれを測定していくことで
少しずつゴムの構成を突き止めるのだそうです。

機械によって得意な試料があり
順を追って手分析を行って検討をたて
詳細を複数の機械を組み合わせ調べると
知りたい情報を導けるのだと学習しました。


以上、引き続き講義は継続いたします。
また次回も記録を記述したいと思います。

宜しくお願い致します。

2022年6月19日日曜日

初級ゴム技術研修会 受講記録#6

  

お世話になっております。中野製作所スタッフです。
5月9日から6月29日より外部機関主催の初級ゴム技術研修会を
受講させて頂いております。
本コラムにて受講記録を掲載させていただきます。
#6では第十六回目~第十八回目までの講義内容について記述いたします。


第十六回目 6月13日受講科目:物性試験実習6回目

低温試験、耐候性試験、電気試験を複数種類のゴム種で行いました。

やはりゴム種ごとに環境の違いで出てくる数値が異なりました。
特にニトリルゴムは油での劣化は少なかったのですが
低温では硬化が進みゴムらしさが失われていました。
使用する環境に応じたゴム種の選定もしくは配合が
重要であることを学びました。

第十七回目 6月15日受講科目:加工試験実習1回目

今回より加工試験の実習が始まりました。
密閉式混練機を用いたゴムの混練り工程を見学しました。

混練作業を進めると狙いの配合量に対し少し量が減少していました。
粉状である薬剤が機械の隙間に入り込みその分減少したとのことでした。
容器に少し残った薬剤や手や機械に付着した薬剤の量なんて
微小なものだと思っていましたが、
大変繊細な作業で驚きました。

第十八回目 6月17日受講科目:加工試験実習2回目
前回より引き続きゴムの混練り工程を行いました。
今回はロール機を用いて実際に練りを行いました。

材料ははじめ硬く、練りを繰り返すことで段々と柔らかくなってきました。
二つのロールで攪拌されるベースポリマーに薬剤を少しずつ加えていきます。
少しずつ入れないと薬剤が入り込まず攪拌が出来ないまま
ロールの下へ落ちてしまいました。
無駄が発生しないためには少しずつ入れないとなりませんが
早く練り上げないとならない現場工程を考えると
大変難しい工程であることを体感しました。

また、ロールに巻き付いたゴムにナイフを入れ
縦横向きを変え再度巻き付ける「切り返し」
という作業も体験しました。
今回柔らかい天然ゴムで作業をしましたが、
切りにくい材料や量が増え重たくなると
難しくなるだろうと想像できました。
本当に職人技だなと実感しました。

以上、引き続き講義は継続いたします。
また次回も記録を記述したいと思います。

宜しくお願い致します。

2022年6月13日月曜日

初級ゴム技術研修会 受講記録#5

 

お世話になっております。中野製作所スタッフです。
5月9日から6月29日より外部機関主催の初級ゴム技術研修会を
受講させて頂いております。
本コラムにて受講記録を掲載させていただきます。
#5では第十三回目~第十五回目までの講義内容について記述いたします。


第十三回目 6月6日受講科目:物性試験実習3回目

今週は前回より引き続き物性試験を行いました。
この日は耐油試験とオゾン劣化試験、老化試験の測定を実施しました。

ゴム種ごとに油やオゾン、熱老化といった環境の違いで劣化の仕方が異なり、
劣化したサンプルで硬度や引張試験を行うとその違いが顕著に現れました。
今回行った試験は環境促進試験でしたが、
これがお客様の使用環境下でも徐々に劣化が起きていると考えると
現象を理解することは大変重要であると思いました。

第十四回目 6月8日受講科目:物性試験実習4回目

十三回目から更に二日間環境負荷を追加した際の物性評価と
圧縮永久ひずみ試験を行いました。

より劣化が促進されたゴム
劣化状態が前回同等のゴム
劣化しないゴム
今回初めて劣化状態が確認されたゴム

以上のパターンが見られました。
これまで問題なかったのにある閾値を超えた瞬間
急激に劣化が見られるといった現象も
ゴムでは起こりうるのだと学びました。

第十五回目 6月10日受講科目:物性試験実習5回目
今回は反発弾性試験、摩耗試験、屈曲試験を行いました。

摩耗試験に関して、ウイリアムス摩耗やアクロン摩耗、DIN摩耗試験といった
様々な種類の摩耗試験機を見せて頂きました。

それぞれの削れ量やゴムへの負荷の入り方が全く異なり、
ただ摩耗を見たいだけでなく、現象や目的にあった試験方法の選定が
必要であると体感しました。


以上、引き続き講義は継続いたします。
また次回も記録を記述したいと思います。

宜しくお願い致します。