先日、社内にて地震を想定し避難訓練を実施しました。
今回は「機械からオイルが漏れてしまったら⋯…?」という想定で、
初動対応から漏洩処理、避難誘導までを一連の流れで確認しました。
まず、『地震だ!!』の声を合図に
初動作業をすぐに中断、作業員への避難指示を実施。
機械を停止し、避難経路に沿って
『こっちだよ、足元注意だよ』
と声をかけながら
落ち着いて避難することができました。
誘導もスムーズで、混乱は見られず、
現行の体制がしっかり機能していることが確認できました。
続いて、オイル漏れへの対応です。
手順書に従って油圧スイッチをOFF
漏洩箇所の遮断を実施。
プレス機の加工レバーを「下降」にすることで、
シリンダー内の残油を油圧タンクへ戻す操作も行いました。
漏洩拡散防止のため、漏れている箇所にはバケツを設置
床や機械周辺には吸着マットを使用して流出を防止。
初期処理として、吸着材で回収した油は廃棄物容器へ
安全に処理しました。
最後に、ISO推進室への緊急連絡訓練も実施。
オイル漏れの発生と対処完了を報告
社内連携の確認も行いました。
今回の訓練を通じて、
現場の対応力や手順の有効性が改めて確認できました。
同時に今後の課題も見えてきました。
・吸収シートの保管場所が一部の作業者に認識されていなかった
・漏洩箇所に設置する専用のバケツがなかった
こうした気づきを次の訓練や備えに反映させて
いざというときにしっかりと対応できるようにしたいと思います。


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