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2024年2月15日木曜日

町工場見本市で展示します!

中野製作所スタッフです。


弊社がある葛飾区では、

東京理科大学とものづくり企業による産学公連携により

『トレーニングマシーン』の開発を進めていました。

中野製作所も参加しておりました。

ついに完成しました!!


ものづくり企業4社がそれぞれの得意分野を担当し

大学の教授が開発したトレーニング装置を形にしました。

2月15日、16日東京国際フォーラムにて開催されている

町工場見本市にて展示しております。



皆様ぜひ会場で実際に見て触れていただければと思います。

会場でお待ちしております。


2023年12月5日火曜日

ゴムの種類と特徴 ~その3~



こんにちは

中野製作所 スタッフです。

今回はゴムの種類と特徴 第三弾 NBRをご紹介します。


 NBR(ニトリルブタジエンゴム) 硬度40°~100°


耐油性と力学的強度に優れた材料です。

アクリロニトリルの含有量により物性にも変化が出ます。

含有量が増えると、耐油性、摩耗性が向上

引張強さ、硬さが増大

一方で、耐寒性、反発弾性が低下する傾向があります。


耐油性、耐摩耗性、引き裂き強度に比較的優れていることから

Oリング、ガスケット等のシール材、

身近なところでは使い捨ての手袋などにも使われてたりします。

もちろんゴムローラーでも多く使われています。

弊社ではそれらを改良したブレンドを提供しています。


中野製作所では工業用製品を主軸に様々なゴム製品を製造しています。

お客様の製品、環境を考慮して

ゴムの種類や配合をご提案させて頂いております。


より詳しい情報は弊社ホームページをご覧ください。

既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、

ゴム製品に関してのお問い合わせはこちらから宜しくお願い致します。



2023年11月1日水曜日

『新技術創出交流会2023』に出展いたしました!

 中野製作所スタッフです。

 
東京都中小企業振興公社様が主催された
ものづくり都内中小企業の展示会「新技術創出交流会2023」に
今年も出展いたしました。

会場は昨年と同様に八王子の
多摩産業交流センター 東京たま未来メッセ
にて開催されました。




弊社のブースでは異素材接着技術をコンセプトに
『Radicalock』『AKI-lock』『DLAMP』を展示させていただきました。
ご来場いただいたお客様には、サンプルを手にしていただき
ご好評をいただきました。



弊社ブースへお立ち寄りくださった皆様
ご来場いただき誠にありがとうございました。
盛況の内に閉会することができました。

『Radicalock』『AKI-lock』『DLAMP』の魅力をお伝え出来たでしょうか?
異素材接着技術に興味を持っていただけたら幸いです。

展示内容について詳しく知りたい方や
その他既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、
お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームまで宜しくお願い致します。

2023年8月30日水曜日

新規導入いたしました❕❕

こんにちは

毎日『暑い💦』しか言葉が出てこない........

中野製作所 スタッフです。


弊社では新しい機器を導入いたしました❗❗

今回は導入した機械を紹介します。

まずは『レーザーマーカー』です。 

対象物にレーザー光を照射し表面を酸化、剥離、発色などにより

状態を変化させ印字やマーキングする器械です。

金属、樹脂の表面に印字

金属の表面処理

フィルムの切り抜き、ハーフカット

樹脂の溶着

などなど

使用用途は多岐に亘ります。

例えばこんな感じにサクッと印字できちゃいます❗


メリットとしては

              ・小ロット、多品種に対応可能

              ・非接触加工

              ・細かい複雑加工が可能 

などが挙げられます。


そして『画像寸法測定器』です。

弊社では製品の寸法測定に

ノギス、投影機、シクネスゲージ、測長器を使用しています。

どうしても測定者によって測定値にバラツキがでたり、

測定自体が難しい箇所もでてきます。

この画像寸法測定器を使用すれば

              ・高精度な測定

              ・だれでもバラツキなく測定

              ・素早い測定で生産性向上

などのメリットがあります❗


弊社では新しい技術で幅広い製造・加工要求に

お答えできるよう常に成長し続けます。

そしてお客様のご要望に柔軟に対応

そしてご提案をいたします。

もしご興味がございましたらまずはお気軽にお問合せ下さい


下記URL内のお問合せフォームにて

ご連絡いただけると幸いです。

https://z103.secure.ne.jp/~z103041/contact/index.html




2022年11月1日火曜日

新技術創出交流会2022へ出展いたしました!

 お世話になっております。
中野製作所スタッフです。
 
10月26日・27日の二日間にて
ものづくり都内中小企業のリアル展示会
「新技術創出交流会2022」では
弊社ブースへお立ち寄りくださり誠にありがとうございました。
東京都中小企業振興公社様が主催され
会場は八王子の
多摩産業交流センター 東京たま未来メッセ
にて開催されました。
今年10月に建物が完成したばかりとあって
天井が高く開放感がある会場でした。


弊社はゴム×樹脂複合化技術Radicalock中心に展示いたしました。

Radicalockの魅力が少しでもお伝え出来たでしょうか?


ご遠方からお越しのお客様もお立ち寄りくださり
盛況の内に閉会することができました。
ご来場いただき誠にありがとうございました。


展示会は閉会してしまいましたが、
展示内容について詳しく知りたい方や
その他既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、
お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームまで宜しくお願い致します。

2022年10月5日水曜日

ISO9001 ISO14001維持審査を実施しました!

 お世話になっております。

中野製作所スタッフです。


先日弊社ではISO維持審査を実施いたしました。

弊社が取得している規格は

ISO9001:2015とISO14001:2015となります。

外部機関より審査員の方を招き

東京と長崎2サイトを2日間にわたり

審査いただきました。



弊社では品質と環境に対するマネジメントを徹底しております。

維持審査は、この活動内容を審査員の方にご説明し

フィードバックをいただける機会として活用しております。


今回ご助言いただいた一例としては

「”ペーパーレス化”等の活動を良い環境側面として記載するとなお良い」

といったお言葉を頂戴しました。


お言葉を受けて

良い面、活動内容も環境側面へ記載することで

弊社のアピールポイントを明確化しつつ、

乗り越えるべき課題を資料内に顕在化させ

更なる発展へ繋げられるのではないかと考えました。


普段の積み重ねが品質の向上、

業務効率や環境負荷低減につながることを

改めて感じる2日間となりました。



弊社のISO情報は次のURLをご覧ください。

http://www.nakasei.co.jp/profile/iso14001.shtml


また、ご興味ご関心ございましたら

お気軽に以下URL内のお問い合わせフォームにて

ご連絡いただけると幸いです。

https://z103.secure.ne.jp/~z103041/contact/index.html



以上、宜しくお願い致します。


2022年8月28日日曜日

製造機械の高齢化に向き合う方法

 お世話になっております。

中野製作所スタッフです。


弊社の製造現場にある機械(プレス機や研磨機等)は
昭和60年代や更に前に作られた機械もあり、
2022年現在、現役で稼働しております。




ゴム成形では手動でプレスの仕方を変化させることで
ゴム材料に合わせたゴムの流動やエアーの抜き具合を
調整することができます。
同じ材料でもその時々で異なるゴムに合わせるには
常に同じプログラムで動く機械より
手動で合わせる方が良い場合もあります。



こうした機械を大切に使い続けることもSDGsの一つかも知れません。

ただし古い機械のため当然故障が起こる頻度が多く、
毎日の動作チェック、油圧の確認・・・
日頃のメンテナンスの重要性が極めて高いことを体感する日々です。

また、通常稼働中の違和感、ちょっとした変化にも
注意を向ける必要があります。
熟練度が高いほど、
この違いを敏感に捉えるスキルが高いように思います。

新しい設備を導入するだけでなく
今ある設備を最大限大切に使う、
良し悪しを理解した上で
上手に付き合っていきたいと思います。


以上、宜しくお願い致します。


2022年4月18日月曜日

中野製作所工場見学!! (動画あり)

 

お世話になっております。中野製作所スタッフです。


よくお客様とお話をしていると目的は様々ですが

「工場内を見学したい」

とご希望いただくことがございます。


そこでヴァーチャル工場見学・・・とまではなりませんが

地域の子供たちが工場見学へ来られた際

葛飾区に製作いただいた動画をUPいたします。


ゴムの製造設備が稼働している状況や

実際の現場や社員の雰囲気を

この動画でご覧いただけると幸いです。



動画をご覧になり弊社へご興味ご関心を頂いた方や

その他既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、

お問い合わせはこちらまでお気軽に宜しくお願い致します。

2022年2月13日日曜日

ゴムを異種材結合する利点


お世話になっております。中野製作所スタッフです。

弊社はゴムを加硫接着剤を用いて金属と接着することに加え、
ゴムを樹脂や金属へ接着剤を使わずに結合する
異種材結合技術も保有しております。
この記事ではゴムを異種材と結合する利点について
その一例をご紹介したいと思います。


ゴム×異種材結合の利点3例

  1. 今で使わなかった部位へゴムの物性を有効活用
  2. 接着剤レスによる作業効率の改善
  3. 製品の一体化・軽量化

1.ゴムの物性を有効活用



何といってもゴムの物性を利用できるようになる点が
ゴムを異種材結合する利点に挙げられます。

ゴム×異種材結合で得られる特性の例をご紹介します。
・基材同士をゴムでつなぐ
→ゴムを起点に曲げられる

・面にゴムを貼り合わせる
→ゴムで滑り止めに

・ゴムを流し込み充填させる
→柔軟性がある膜を張る

・ゴムに厚みを持たせ盛る
→シール性を持たせ防水対策

・ゴムで基材をサンドし挟む
→基材を芯に見立てゴム板へ張りを持たせる

・基材の面に薄くゴムで覆う
→高摩擦耐摩耗のコーティング

ゴムとの異種材結合だからこそ
実現できる特性が見つかるはずです。


2.接着剤レスによる作業効率の改善



ゴムは物性が特徴的な代わりに、
弾性や難接着な特徴等から
金属や樹脂と比べ
2次加工しにくい傾向にあります。

ゴムを異種材結合することで
接着剤を塗布する必要がなく、
小さな部品や複雑な形状でも
安定的に結合することができます。

そのため工程内の作業時間や
組み付けばらつきを抑えることに繋がります。

3.製品の一体化・軽量化



ネジや嵌めあいで固定する場合、
部品点数の増加や余肉が増えてしまう場合があります。

ゴムを異種材と結合する場合、
ネジや余肉が不要となり
その分の形状を最適化することができます。





また、形状最適化することで
組立の手間を減らすだけでなく
除外した部品や余肉の分だけ
軽量化を図ることができます。



いかがでしたか?
代表的な異種材結合の利点をご紹介いたしました。
実際に製品採用に向け検討を進めると
他にも利点を体感いただけると思います。


より詳しい情報は現在開催中の接合技術モダンEXPO'21オンライン
にて公開しております。是非お気軽にご覧ください。

その他既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、
ゴム製品に関してのお問い合わせはこちらまで宜しくお願い致します。


2021年8月31日火曜日

ゴム製品ができるまで

 ゴムが材料の段階から、お客様の手に届く製品の状態になるまでの流れをご紹介します。(弊社ゴムローラー製造工程の場合)


①配合

製品に要求されるスペックに合わせ、ポリマーの選定や各種配合剤の配合設計を行います。



②混練り

ベースとなるポリマーに各種配合剤を均一に分散するよう練り込みます。

また、正しく練り込まれているかをキュラストメーターにて確認します。



③成形

混練りされた材料を、成型機にセットされた金型にインサートし、熱と圧力をかけ、加硫(架橋)反応により成形します。



④研磨

成形されたゴム物性や要求スペックを再現するため、適正な条件を見つけ表面の研磨を行います。



⑤(組立)

形状や要求スペックを満たす組立方法を選択し、組立を行います。(要求スペックや形状により、軸などに直接焼付を行います)



⑥検査

製品の形状や精度などにより適正な測定機器を選定し実施します。



弊社のゴムは樹脂製品に多い射出成形ではなく、一回一回、金型でプレスを行い成形します。

そのため時間はかかってしまいますが、熱と圧力と想いを込めることで高い物性を実現することができます。



より詳しい情報は弊社ホームページをご覧ください。

既存ゴム製品のトラブルやゴムを利用した新規開発案件など、ゴム製品に関してのお問い合わせはこちらから宜しくお願い致します。