ゴムが材料の段階から、お客様の手に届く製品の状態になるまでの流れをご紹介します。(弊社ゴムローラー製造工程の場合)
①配合
製品に要求されるスペックに合わせ、ポリマーの選定や各種配合剤の配合設計を行います。
②混練り
ベースとなるポリマーに各種配合剤を均一に分散するよう練り込みます。
また、正しく練り込まれているかをキュラストメーターにて確認します。
③成形
混練りされた材料を、成型機にセットされた金型にインサートし、熱と圧力をかけ、加硫(架橋)反応により成形します。
④研磨
成形されたゴム物性や要求スペックを再現するため、適正な条件を見つけ表面の研磨を行います。
⑤(組立)
形状や要求スペックを満たす組立方法を選択し、組立を行います。(要求スペックや形状により、軸などに直接焼付を行います)
⑥検査
製品の形状や精度などにより適正な測定機器を選定し実施します。
弊社のゴムは樹脂製品に多い射出成形ではなく、一回一回、金型でプレスを行い成形します。
そのため時間はかかってしまいますが、熱と圧力と想いを込めることで高い物性を実現することができます。
より詳しい情報は弊社ホームページをご覧ください。
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