2022年8月28日日曜日

製造機械の高齢化に向き合う方法

 お世話になっております。

中野製作所スタッフです。


弊社の製造現場にある機械(プレス機や研磨機等)は
昭和60年代や更に前に作られた機械もあり、
2022年現在、現役で稼働しております。




ゴム成形では手動でプレスの仕方を変化させることで
ゴム材料に合わせたゴムの流動やエアーの抜き具合を
調整することができます。
同じ材料でもその時々で異なるゴムに合わせるには
常に同じプログラムで動く機械より
手動で合わせる方が良い場合もあります。



こうした機械を大切に使い続けることもSDGsの一つかも知れません。

ただし古い機械のため当然故障が起こる頻度が多く、
毎日の動作チェック、油圧の確認・・・
日頃のメンテナンスの重要性が極めて高いことを体感する日々です。

また、通常稼働中の違和感、ちょっとした変化にも
注意を向ける必要があります。
熟練度が高いほど、
この違いを敏感に捉えるスキルが高いように思います。

新しい設備を導入するだけでなく
今ある設備を最大限大切に使う、
良し悪しを理解した上で
上手に付き合っていきたいと思います。


以上、宜しくお願い致します。